メンタル面の改善でようやく治ったと思えるようになりました♪

リウマチ発症の原因と思われる身体の不調がいくつかありました。


・2002年4月 胃腸の調子が悪くなる(胃痛とお腹が痛くならない程度の下痢をしていてその後仕事を辞めるまでその状態が続く)。一時期、仕事とプライベートの忙しさで睡眠時間が短く、食事の時間も不規則になったのが原因。


・2004年4月 扁桃腺が頻繁に良く腫れ、膿ができる。病院に行き入院寸前だったと言われる。


■リウマチ発症~完治


仕事、プライベートのストレスが続き、「もう自分はどんなことがあっても乗り越えて行ける!」という変な自信がつきほっとしたところ・・・


・2005年1月 朝起きると手の指全部が突き指をしたような痛みを覚える。2時間ほど経つと痛みが無くなる程度。

・2005年2月 病院に行ったところ「リウマチの疑いがある」と言われる。痛み止めを処方されるが全く効かない。この状態で6週間経過観察。

・2005年4月 正式に関節リウマチと診断される。市内ではリウマチで有名な医者と言われていたので、治るものだと安心していた。

・2006年4月 全く痛みが無くなり、治るのではないかと言われるくらい数値が下がった。これまでの人生にないくらい身体が軽かったので、ハードなスポーツをしたり、趣味に明け暮れていた(薬って怖いですね)。

・2007年11月 ハードな生活を送り、徐々に悪化(当然ですよね!)。リウマチ薬の変更。


リウマチの悪化とともに気になる症状(鼻炎・生理不順)があったので、リウマチ薬に加え、鼻炎・婦人科の薬も飲み、薬漬けの日々を送る。


このころ、携帯で「リウマチ 完治」と検索し、千春さんのブログに辿り着く。本・DVDを購入する。


私の血液検査の数値は体験談に投稿されている方々に比べたらずっと低い方だったので、治らないはずがないと思った。しかし、薬は良くないと頭では分かっていてもなかなか行動に移せないでいた(行動に移せなかった理由が後になってわかる)。


・2009年5月 医者に相談し、リウマチ薬をやめる(同時に鼻炎薬、婦人科の薬もやめる)。

・2009年7月 徐々に痛みが強くなり、ステロイドを処方される。痛みは治まらず、夜ほとんど眠れない日が1カ月半も続いた。

・2009年8月 医者の許可なしに薬をやめる。激しいリバウンド。身体全体が痛むようになり起き上がれなくなる。それでも無理矢理起きて普通に仕事に行く。


医者の診察はいつも、腫れている関節を触って確かめ、薬を出して終了というものでした。そして医者に対して徐々に不信感が募っていくのでした。


・2010年3月 夫と共に大阪に行き、千春さんのカウンセリングとごしんじょう療法を受ける。エネルギーが湧いてくるような気がして、絶対治そうという気になれた(今思えば、千春さんのオーラがそうさせてくれていると思った)。


食事面では「食べてはいけないもの、控えたほうがいいもの」ばかりを食べていたことに気づく。


・2010年4月 人事異動で残業が少ない部署に異動させてもらったものの、周囲の協力が思うように得られず、残業→仕事を休むの繰り返し。

・2010年9月 九州旅行のついでに、本に書かれている宮崎県の針治療・熊本の頸椎アジャストに行く。クエスト社のハーブサプリも始めてみる。

・2011年3月 仕事と家庭の両立は厳しいと感じ、仕事を辞める。

・2011年8月 リウマチの痛みがほとんどなくなり検査数値では完治と言える状態に。


しかし、この状態では「社会復帰するとリウマチが再発してしまう」と漠然とした不安がありました。



■完治~再発はしないと確信が持てるまで


「リウマチが再発してしまう・・・」その不安を取り除くために、実践したことです。


① 歌うのが好きだったので、ボイストレーニングに通った。

→このボイストレーニング、腹式呼吸(丹田呼吸)を完全マスターするまで歌わせてくれません(笑)。姿勢を良くするためストレッチの筋トレもします。そのおかげで首が歪みにくくなり、呼吸も深くできます。歪んでも自分で戻せるようになった。おかげで疲れにくくなった。


② 食生活改善のレベルアップ

→糖質を減らしたら身体が軽くなった。


③ 断捨離

→家中を片付けた。さらには、これまでの検査結果を全て処分(なので、数値的なものはもう一切わかりません・笑)

実は、生活習慣よりも精神面の改善が大きかったと思います。


④ 自分の考え方や行動の癖の研究

→元々好きだった心理学や自己啓発系の本を読み漁り、興味を持ったセミナーに参加し、自分の考え方や感情、無意識にしまう行動の癖を自覚。


※分かった自分の癖


・常に笑顔を心がけている(嫌な顔をすると他人に嫌な思いをさせると思っている)。

・嫌なことを頑張る(好きなこと、楽しいことはしてはいけないと思っている)。

・「他人や世間に受け入れられるかどうか」を常に優先(他人の要望は全て応えなくてはいけないと思っている)。

・自己主張はしてはいけない(自己主張=わがままでダメなことと思っている)。

・過剰な責任を取り、さらには他人の責任まで取っていた。

・ストレスは食べることのみで抑える。

・他人から指摘・アドバイスのほとんどが誹謗中傷に聞こえてしまう(自分が悪いから怒られていると思っている)。

・他人中心なので、「おそらくあの人はこう思っているに違いない」と常に考え、常に必要のない気遣いをしている。

→無意識にやっている癖を自覚すると同時に、「何故そういう風に考えるようになったのか」、 「何故そのような行動をとってしまうのか」の原因を突き止める。



※原因


・長女で第1子の私は、幼少期から母親からの期待が大きく、とても厳しく躾けられた。弟とも1歳半しか離れておらず、子供のころから何でも1人でやらなければならなかったり、常に寂しい思いをしていた。母親も「自分の考える幸せ」を娘である私にずっと押しつけていた。

・自分が無意識でやっていたことは、母の言うことを聞いて我慢しないと「愛されない」「嫌われてしまう」という思い込みのものだった。それを全ての人間関係に投影させてしまい、うまくいかない。

・すべての頑張りや行動は、人に嫌われないように、評価をしてもらうためのものだった。

・結果、自分のためだと思っていてやっていたことが自分のためではなく、他人のため、他人中心になっていた。

・そして、周りが評価してくれないので、自己肯定できなくなる。認めて欲しいから頑張る。自分はまだまだ努力が足りないと常に思っている。


無意識を意識できるようになってからは、「母親は私が将来苦労しないようにと一生懸命だったんだな」とわかり、本当に愛されているんだなと実感できました。


本やDVDを買ったのにすぐに行動に移せなかったのは、病院にも行かず、薬も飲まないで病気を治そうとしている自分を周りは非難するだろうと思っていたからだと思います。


自分の癖を客観視できるようになったので、同じような事があってもきちんと対応できるようになり、極端に人目を気にすることが無くなりました。


そして漠然とした不安、恐れが消え、ようやく正しくイメージトレーニングができるようになった気がします。


更に食生活や身体のコリで、どういう状態になるとリウマチの痛みが起きるかが身体でわかるようになり、ちょっとした不調なら自力で改善できるようになりました。


ということで、2013年10月にようやく、「リウマチの再発はない」と自信をもてるようになりました。


気付いたことがあるのですが、自己啓発の本は「努力しましょう」系のものは頑張り過ぎているリウマチの人には逆効果だと思うので、自分が心から納得できるものを選んだほうがいいと思います。


私の場合は「努力しましょう」系のもののおかげで、過剰な責任を負っていました(でも最近は相手の責任はきちんと負わせるようにしています・笑)。


大袈裟かもしれませんが、ようやく自分の人生を自分のために生きられるようになってきたと思います。もしリウマチ発症という大きなことが起こらなければ、それに気づくこともできずに毎日漠然とした不安や恐れを抱えていたことでしょう。本当にリウマチ感謝!です。


【北海道 辻井めぐみさん ※本名掲載可 2013年11月11日記】

リウマチ感謝!

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