始まりは、膝の痛みからでした。
運動好きな私は、運動量が多すぎたかな?ぐらいの軽い気持ちでそのまま続けていましたが、ある日膝が腫れあがり、整形外科を受診。半年経っても腫れが引かないので血液検査をしてこの病気が判明しました。
医者からは「原因不明で、一生治りません。寝たきりになる可能性もあるので、すぐに投薬を始めましょう。薬が効けば運動も出来るけど ウォーキング程度です。」と宣告され、目の前が真っ白になりました。
その後先生から、「投薬開始は次回の診察からにするので、その間に自分で病気のことを調べてみたら」と言っていただき、情報収集を始めました。
病気のことを調べれば調べるほど怖くなりましたが、リウマチ感謝さんのブログに辿り着き ご本人が改善したとのことで、1人でも良くなった人がいるなら自分も治るはずと確信し、みなさんの体験談にも励まされ 薬に頼らずに治そうと決心しました。
リウマチ感謝さんのブログや、自然治癒力、免疫力アップ等のサイトを参考にして、私が実践したのは下記のとおりです。
【丹田式呼吸法】 もともと呼吸が浅かったので、思いついた時にいつでも実践しました。 痛みが出たときは、鼻呼吸の深呼吸を何回かするとかなり楽になりました。
【岩盤浴】 全身浴や半身浴もしていますが、長湯が苦手なので、当初は週に一度、現在は2週に1度デトックス効果も期待して行っています。
【鍼治療】 肩こりや腰痛の時に受けていましたが、先生に鍼で治った人は大勢いるし、生活習慣病みたいなものだから 食生活を改めれば大丈夫と言われ、この言葉にも救われました。現在も施術してもらっています。 私には鍼治療は合っているようです。
【食事療法】 揚げ物、甘いもの、乳製品、コーヒーを避け、野菜を多く摂るように心がけています。
【イメージ療法】 就寝時、布団の中で鼻呼吸の深呼吸を意識しながら、「どんどん良くなっている」と脳に覚えさせるつもりで行いました。
【運動とストレッチ】 関節周囲の筋肉が萎縮している感じがあったので、全身状態がよくなるようにと多少痛くてももウォーキングと ストレッチをしていましした。この方法が正しいかはわかりませんが、動いていたことで満足感と安心感も得られたように思います。
【思考の切り替え】 ストレスを強く感じていたころに発症したので、ストレスを感じるのも感じなくするのも自分次第と、時間は多少かかりますが 少しずづ考え方を変え、ストレスを受け流すようにしました。
この頃の症状は、膝の腫れと痛み、手首、指の強ばりと痛みでした。 膝の痛みは耐えられましたが、手の不自由さには何度も落ち込みました。
手首が痛いとき、強ばりがでたときは、手浴やお灸、カイロでとにかく温めました。 暖めると一時的にでも楽になるので、それなら常に暖めればいいのではと思い、手首は痛くても痛くなくてもいつでも アームウォーマーをしたり、腰(仙骨のあたり)や痛みのある箇所にカイロをあてたりしていました。
診断がでてから、初めて迎える冬がとても心配でしたが、とにかく鼻呼吸の深呼吸と暖めが効果があったように思います。
改善している自分の感覚を信じて、 少しずつですが身体的にも精神的にも良くなっていることを実感しています。それでも時折痛む手首の関節に薬を飲んでいないから、やり方が間違っているからと不安になったときもありました。
そんなときに偶然にも「イメージ療法ワークショップ」が開催される時期でそちらに参加したり、「電話カウンセリング」で不安な気持ちを聞いていただき、無くなりそうで無くならない手首の痛みについては「最後の残りカスがでてると思えばいいやん!」と明るく言われたときは違う意味で、頭が真っ白に・・・
同じ病気でそれを克服した人の言葉はとても力強く感じ、本当にこの言葉には励まされました。
症状がでてから約2年、今は腫れも痛みもありません。スポーツクラブでは軽い運動も再開しました。
病院では原因不明と言われますが、振り返るとストレス解消のつもりの運動が体を酷使していたり、強いストレスを感じていたり、 この病気になったのも、体が今のライフスタイルはあなたに合っていないよと教えてくれたのではと思っています。
自分に合った体にいいことをしてあげれば、体が自然に治してくれると信じて、今以上に元気な体を取り戻します! 今苦しんでいる方の痛みが少しでも改善されますように、この体験がどなたかのお役に立てれば幸いです。
【東京都 Jill様 2012年2月20日】
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