リウマチという意識から離れ、日々の人生を楽しむことができるようになりました!

発症までの試行錯誤


2014年の夏、右手中指に違和感を感じる。夏を暑い岐阜市内の自宅から離れて飛騨高山の涼しい山奥で避暑暮らしをしている時だった。主人と二人の暮らしで彼は脳梗塞を患った関係で得意だった運転を返上、専ら助手席だった私が運転席に。次第に右手に痛みを覚え"これは何だろう"と毎日気になりながらも運転していた。


9月に自宅に戻ったある日、起き上がる時、胸の肋骨のあたり全体が"え!これ何!"と息をするにもキツイ痛みがバリバリと走った。急いで整形外科でレントゲンとMRIを撮ってもらったが「異常は無い」との診断。そのうち、首、肩も痛み出す。今度はペインクリニックに駆け込み肩や腕に注射を打ってもらうが、その日は痛みが消えてもすぐ元に戻って痛みが治まらない。

しばらくこれを繰り返していた。


リュウマチと診断されて


11月 大学病院の整形外科で血液検査を受け、「リュウマチですね〜」との診断を受けた。

CRP : 0.81 MMP 100.7 の数値。

アザルフィジン、ロキソニン、パリエット を処方される。


それからネットでリュウマチについての情報を調べるうちに渡邊千春さんの「リュウマチ感謝!」という本に出合った。夢中で読み進み、その体験記に圧倒された。これは、もしかすると西洋医学に頼るよりは、自然療法、代替治療で治せるかも知れないぞ、と力づけられた。


(それにしても、何故私がリュウマチに?70歳代の発症率は2%という中に入ってしまった。

96歳の母の介護を2年し、その母が東京の特養に入所してほっとした半年後の事、相当のストレスだったのでそれが引き金になったのかも知れない)


栄養補給サプリメント、クエスト社のサプリを取り寄せて飲み始める。ホットパックの使用や、デト酵素など食事改善もスタートさせた。


2015年2月 断薬(この時の判断は誤りだったことが後で分かる。まだ体に落ちた免疫力を回復する力、準備が出来ていなかった)


そこで勇気を出して整形外科の先生に「薬をやめて様子を見たいのですが、」と切り出すと「それならもう来なくていい。今度、酷くなったら来なさい」 と突き放されてしまった。


定期的に血液検査だけでもしてもらえないか、と相談するつもりだったのだが、とりつく島もない。もう、この医師にはつきたくないと思った。


2ヶ月、西洋薬を飲んで痛みが楽になっている状態でいきなり断薬をしてしまったので3月は最悪の状態になり、首は左右に動かせない位の痛みとなり、朝、顔も両手だ洗えない、歩くのも不安、加えて微熱。そこで仕方なく ロキソニンとパリエットを再開した。この痛みには鎮痛剤に頼るしかないなという思いだった。


2015年4月、東京で外科医をしている息子に相談、今までの経緯を話すと、別のリュウマチ専門医に診てもらうようにと紹介状を書いてくれた。岐阜市内で小さなリュウマチ専門医のいる医院を見つけた。


息子からの紹介状を丁寧に見て,痛みの程度を聞かれ、手足の腫れの具合、レントゲン、血液検査があった。


1週間後、血液検査の結果は、CRP 5.32, MMP 391.6 先生は、「残念ですが、リュウマチの中程度までの進行です。薬を出しますから飲んで下さい。リュウマチは治らない病気です。」と言われ覚悟はしていたものの、心穏やかではなかった。


一方、千春さんの本には、完治した人は20%、潜在的にはそれ以上と書かれていたので、よし、その20%に入るのだ、と自分に言い聞かせていた。


改善への道のり


医師から言われた通り、2015年4月からリュウマトレックス 週 4錠、フォリアミン錠 週1,ラベブラゾール錠 毎日1、セレコックス1日2錠 を飲み始めた。


1か月後、痛みが楽になり、腫れもひいて楽になり、西洋薬の有り難さを感じたのは否めなかった。血液検査もCRP 0.82 MMP 141.6 と劇的に下がっていた。しかし、心の奥では、「減薬したい」という思いがあり、先ず、痛みが治まってきた頃半年飲んでいたセレコックスをやめた。


夏の間は飛騨高山の山の家で過ごしたため通院はなしで4か月後の9月に血液検査をするとCRP 0.12 MMP 52.3 と正常値に戻っているではないか!その時の喜びは忘れられない。


それ以来、3か月毎の血液検査は毎回、正常値となっている。


正常値になっても、朝の手の強張りはあり、時々、足先にツーンと痛みが走る。千春さんの「薬を飲んで症状が出なくなっても、蓋を開けるとグラグラ煮えたぎっている事を忘れないように」 の言葉がよぎり「まだまだ、安心は禁物」と減薬には慎重になっている。


しかし、2016年2月から自己責任でとリュウマトレックスを1錠減らして様子を見ることにした。3か月後の5月の数値結果がドキドキだったが、「やったあ!」と、正常値のままで推移しているので胸をなで下ろした。


日常生活は全く困ることなく過ごせているので、このまま、自然に断薬していけると前向きな気持ちをもっています。そして、現時点でリウマチという意識から離れ、日々の人生を楽しむことができるようになりましたので、今回思い切って卒業宣言をすることに決めました。


千春さんには、電話カウンセリング2回、個人面談カウンセリング1回、珍念さんの「腸心セラピー」も受けました。その度に励まされて、力づけられ今に至っており感謝の気持ちでいっぱいです。


改善に向けて実践したこと:


・食生活の改善:

発芽玄米を食べる 水を沢山飲む 甘い食べ物を避ける 調味料は少々高くても厳選して良いものを パン、パスタ類を減らす

・今迄の自分の性格にプラスして色々のボタンを増やすこと、と千春さんからのアドバイス:

何でも引き受けないで、ある時は「ノー!」という 頼めることは人にお願いする 自分にとって楽しいことを探す 笑いを取り入れる

・ 深呼吸を何度もする。寝る前にはアファメーション。

「有難う」 をいつも口にする、唱える。

・入浴剤、ベーキングソーダを入れて長湯し汗をかく 寝る時も靴下を履いて寝る

温泉にも出かける

・ 西洋薬・サプリメントの併用

・中司先生の針治療を月1回、訪問針治療も数回、マッサージ


以上、殆どが千春さんからの情報をできる限り実践、それもゆるやかに、です。


まだまだ続けていくことになりますが、リュウマチになって以来の出合いに感謝して

お蔭様でこれから長くはない将来が明るく思えるようになりました。


【岐阜県 Y.S.さん 2016年7月14日記】



リウマチ感謝!

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