生物学的製剤とリウマトレックスを断薬。エアロビクスをできるくらいに元気に!

[慢性的に痛くなる]


2年前の2012年7月、大学のクラス会に出席した折、フランス料理のお肉を切ることが出来ないので、あらかじめ切って出して頂けないか、とお店にお願いした。 最近親指の付け根がいつも痛くて使えないのだ、と説明した。 飴の包みも指が痛くてちぎれずに、はさみで開けているのだ、と。 


リウマチかもしれないから、即刻お医者さんに行った方がいい、と友人何人かから言われ、翌日、家から一番近い整形外科に行ってみた。 血液検査の結果、関節リウマチと診断された。


[思い起こせば]


その二年ぐらい前から、たとえば、壁のカビ落としのため、古歯ブラシで壁をシャカシャカこするなど、いつもと違う動きで体を使うと、翌日からとても痛いことが何度かあった。 時間を追うごとにとても痛くなり、ピーク時は痛くて眠れないほど。 ピークを過ぎると、徐々に痛みがひいてくる。 根本治療をしないという理由で医者嫌いの私は、医 者にはかからず、ひたすら痛みの引くのを待っていた。


親指の付け根が慢性的に痛くなる前には、たびたび痛くなることがあった。 ずっと以前に、片方ばかり破れてしまう台所用ゴム手袋を、あまったものを本来とは違う手にはめて、親指を痛めたことがあったので(良い子の皆さんはそんなおバカは真似しないように!)、それが何かの拍子にぶり返したのかと思っていた。


[薬も通院もやめる]


一番弱い薬から8週間ぐらい飲み始めたが、何の変化もない。 翌週、また血液検査をして、数値がよくなっていなければ、強い薬にするといわれた。 今、良いお薬があるんですよ、とも。


そこでの血液検査の項目は簡単なものだったし、リウマチの専門医ではなかったし、家は売却や引越しで忙しくなるところだった。なにより、強い薬にする、ということには抵抗があったので、そこへの通院も薬もやめてしまった。


[膝も痛くなる]


12月の引越しの翌日から、両膝が猛烈に痛くなり、動くのもやっとだった。


引越しの際、知らないうちに立ったり座ったり、繰り返していたのだろう。

引越し直後で疲れている上に、エネルギーを要する医者通いをする気にもならず、翌年2月までそのままに。


どの医者にかかるかも重要なので、その間、休み休み片づけをしながら、専門医情報を集めた。


[やっと専門医の整形外科に]


沿線のドクター紹介雑誌を参考に、二月やっと受診。手指、足の甲、膝、など痛い箇所のレントゲンを何枚も撮った後、「お気の毒ですが、関節リウマチです・・・。」と告げられた。


看護婦さんも神妙な顔つきだ。 西洋医学では不治の病とされているからなぁ、と(なんで、わたしが?!)と思う一方で、やけに落ち着いている自分がいた。


[更に悪化!]


リウマトレックス6mgを3度に分けて飲み始めたものの、悪化するばかり。 患部は熱をもち、赤くなり、腫れて、暖めても暖めても、更に暖めてもたりないぐらい、芯から冷えている感じだ。


8mg以上だと副作用が多くなると考えるその整形外科医は、ゴールデンウィーク明けには、「私のところの薬では手に負えないから、生物学的療法をやっている内科医の専門医に行ってください」と。 


紹介状を携えて翌日受診。  内科医は、私のライフスタイルなど考慮した上で、レミケードの点滴を薦めた。


リウマトレックスは8mgを一度に飲む、という取り方となった。 医者によって考えが異なるのだなあ。 多い人は24mg、とか飲むのだという。


[不安はピークに]


もし最初から点滴治療を受ける羽目になっていたら、医者嫌いの私は受け入れられなかっただろうが、この時に及んでは、一秒でも早く点滴を始めたかった。 骨が変形し始めていたからだ。 


この頃が精神的には一番不安だった。 母が難産の末産んでくれた私が、自分の不注意から?見た目も変わっていく病になってしまった・・・。 申し訳ない・・・。 なんで私が?!  いや、あとから振り返ればきっと意味のあることなのだろう?? 


このYokoさまの手が不自由になったり、足が痛くて歩けなくなったりして、たまるかっ!! 絶対に治るんだっ!! 


でも、体は痛いし、変形は日々悪化している。 大好きな声楽も、挑戦したかった高音の出てくる曲は歌えなくなるのか? (首が痛い時は、首枷をはめられたようで、声が出づらかった・・・。)


それまではたまにしか弾かなかったが、もうピアノも弾けなくなってしまうのか? 

開きにくくなってきた指を広げても動きにくくなった指で毎日ピアノを弾いていた。

 

[点滴開始]


実際の点滴は、6月になってからだった。 副作用として肺炎や結核の恐れがあるので、その検査も必要だったし、最初の2回分を同じ月に受ければ、高額医療控除が受けられるとのことで、6月中に2週間あけて、2回受けた。 (一回6万円x2回分はほぼ戻ってきた!)


3回目は更に4週間後に受けた。 点滴を受けると、関節がぐにゃ~と曲がるので、入浴中は元に戻るように一生懸命に指を動かした。 そうこうして、私の骨の変形は危機的状態をかろうじて回避できた! 幸いなことに、レミケードもリウマトレックスも副作用はなかった。


ただ、体には負担がかかるようで、7月も8月もぐったりすることが多く、朝の食器洗いさえ立っているのがしんどくて、ちょっと横になるとそのまま夕方になっていた、ということがたびたびあった。 夜も寝ていたにもかかわらず。


[症状は抑えられているけれど]


その後も8週間ごとに点滴を受けた。 症状を抑える代わりに、免疫力を落としているので、インフルエンザの予防接種を受けるように言われた。 それも二度! 私の周りには、予防接種を受けたためにインフルエンザの症状で3ヶ月苦しんだ、という人が何人もいたので、受けたくなかった。 が、しょうがない。 受けた。 私の価値観と逆のことをしているので、いやだった。 


私は自分が一生、リウマチであることは、私らしくない!と思ったので、「私、治しますから!」と先生に言うと、二年間点滴を受けて、数値が落ち着いてきたら、初めてカンカイ状態となる、と言われた。 


点滴する日は、血液検査やらレントゲンを必ず受けるので、計算してみると、なんだかんだ一年で50万円かかる。 2年で100万円かけて、 カンカイを迎えたとしても、治ったわけではない! リウマトレックスは一生飲まなくてはいけない! リウマチで死ななくても、免疫力を落としているので、他の病気で死んでしまうかもしれないじゃない! 


ちょうどその頃、自然治癒力を発揮させるサプリ、というよりはスーパーフードを紹介されて、飲み始めた。 一般にサプリは栄養を取り入れる、という考えだが、そこのは、まず全身から毒を出して、きれいにしたあと、必要な栄養を入れる、という考えだった。 


[断薬・減薬]


5回目、年明けてからの6回目の点滴は最初のころの痛みが楽になるのとは違い、全身に異物を入れていく、という感じがした。なんとも言えず、いや~な感じがした。 その頃、千春さんのサイトも知り、12月の卒業式に参加させていただいた。 私の関心は減薬・断薬へと移っていく。  


問題はどうやって点滴をやめるか、だ。 リウマトレックスは家で飲むので、自分でタイミングを見て減らしていくことが出来るが、危機的状況を救い、親身に話を聴いてくださった内科医には感謝しているので、点滴をやめたい、と切り出すのは、たてつくようで困った。かといって、私の人生だ!


内科医の説明だと・・・カンカイになった人は一人! カンカイ迎えてもぶり返す人もいるので、また点滴する人も多い、とのこと・・・西洋医学に頼ったほうがいいのかなぁ、という気持ちにもなってくる。 自然治癒を選んだ人たちは医者に行かなくなるので、治ったというデータもないのだろう、と気持ちを切り替える。 


[毒だらけの食べ物]


この頃から、食べ物に含まれるケミカルや環境毒についての知識を集めだし、体に悪いものをなるべく食べないように気をつけた。そして、3月の点滴予約をとにかく一週間延期してみよう、と思いついた。 リウマトレックスも試しに3日間ぐらい飲むのをずらしてみよう、という気になった。


というのも、イリトロジー(虹彩学)なるものを知ったから。 過去の病気も将来かかりそうな病気も、虹彩の色や筋の変化でわかる、というのだ。


リウマチになってから、私の虹彩が以前より茶色が濃くなっていると気づいていたのだが、 デトックスが進み、腸の残留物が出て行き、おなかが平たくなってくるにつれて、元の色に戻ってきていたので、体が改善している証拠、と確信できたのだ。 


[断薬]


一週間様子を見てみた結果、点滴しなくても、リウマトレックスを飲まなくても、どこも悪くならず、だるくも痛くもない!点滴後に感じた、あのいや~な気分、点滴薬が全身に浸透していくのは、もはや私にとって点滴は異物だと思った。


お人柄が良い先生だけに、あれほど悩んだ点滴のやめ方、先生への相談の仕方、だったが、かくして、延期のつもりが、思いがけず突然に、断薬という結果になった!


[まとめ]


二年前の7月、慢性的となった親指付けの痛みから関節リウマチとわかった。翌年2月より本格的に薬を飲み始めた。 6月からは点滴開始。暮れには点滴に違和感をおぼえた。 翌年3月に点滴ストップ。断薬実行。


私の両親には、心配かけるだけなので、ずっと内緒にしていた。 治ってきたので話すので、心配しないでね、と念を押してから、3ヶ月前にすべて話した。 治ってきた、とはいえ、話聴いて胸が痛いわ、と言われたので、内緒にしていて正解だった。


私の場合は医者嫌いのため、受診が遅くなり、症状が進み、点滴のお世話にまでなってしまったが、逆に、薬のお世話になった期間が短くて済んだ、とも言える。  薬も本来、毒なので。


私はこれからずっとこの病気をかかえていくのは自分らしくない、と思ったし、

なんらかの理由があるから病気になったので、治ることも可能だ、と思った。


ただ、お医者さんからの情報は気弱にさせられるので、そんなときは自然療法側の情報とふれてモチベーションupすると良いと思う。最近は立て続けに食べ物の毒や社会毒の本が出版されているので、そういう方面からのアプローチもお勧めしたい。


体にとって何が毒なのか情報を得て、これ以上なるべく入れない一方で、これまでの人生で溜め込んだ体内の毒を出すこと、それも腸だけでなく、色々な内臓や・全細胞から出すことで、結果的には案外、楽に自然に断薬ができた。 


現在、完治まではあと一歩だが、今年の春にはジムでエアロビックスなどできるまでエネルギーが沸いてきて、発病前よりかえって元気になった!


今まで知らなかったことを知り、生活ががらりと変わり、かえって今までよりも健康になれる!


そう、リウマチをきっかけとして、今までよりも良い人生を歩めるのです!

皆さんも絶対に治ります!!    リウマチに感謝!!


【神奈川県 Yokoさん 2014年9月5日記】

リウマチ感謝!

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