最後は治すという意識を手放し、自分がリウマチ患者であったことを忘れるまでになりました♪

発病したのは約四年前のことでした。


次女が幼稚園の年長組になり、幼稚園にもすっかり慣れたので、パートに出ることを決め、働き始めて約3ヶ月、久しぶりに外に仕事に出たので筋肉痛がひどいわ…と思ったのが最初でした。


仕事が終わると指先まで痛くなり、相当体がなまっているのだと自分に言い聞かせていましたが、あまりにも痛みがひかないので、おかしいと思って近所の整形外科にかかりました。


その時もまだ、腱鞘炎かな…位にしか考えていませんでしたので、医師から「リウマチの疑いがありますから検査をしましょう」と言われて、当時私の意識ではリウマチはお年寄りの方がかかる病気だと思っていましたので、あまりの動揺に頭が真っ白になりました・・・


そして一週間後にリウマチと診断され、信じられない、信じたくない気持ちで目の前が真っ暗になり、関節破壊の恐怖と痛みで眠れなくなり、眠っても毎日悪夢を見て飛び起きていました。


受診した病院はリウマチ科がなかったので、自分を納得させるために病院を移り、リウマチ専門医にかかりました。


専門医は、リウマチは30~50代の女性に一番多いこと、急激に関節破壊が進むタイプとそうでないタイプがあること、とはいえ細かく言えば一人一人違うことも多いこと、血液検査の結果と痛みは必ずしも比例しないことなどを教えて下さいました。


私はというと、炎症反応がマイナスになっているのに痛みはある状態。第二関節が腫れても長くは続かず、痛みと腫れが引いては別の指に移動の繰り返し。


医師も学会が定めるリウマチの定義に入らないので、初期のうちに抗リウマチ薬を大量投与して抑える方法を試しますか?と聞いて下さいました。


リウマチと診断されてから、薬について調べた私は、その薬の強さと副作用におびえ、断りました。すると医師に抗炎症剤を処方されました。


言われるがまま、しばらく飲んでいると口の中に何個もの口内炎が…。このまま抗炎症剤を飲んでいても治る訳ではないし体がボロボロになると判断し、病院通いを止め、薬も止めました。


そして地域で一番漢方を扱っている薬局に漢方相談に行き、薬を処方してもらいました。


その頃の私は、一生治らない、関節破壊の進行を遅らせるしか今の治療法はないと言われ、一番酷い症状のときは、主人に抱き起こしてもらわないと起きれない、 立ったら座りたくない、座ったら立ちたくない、足の裏から肩まで全ての関節が痛み、家事もままならず、 娘を幼稚園に送り迎えするために家を出ることすら苦痛で泣きながら歩いていました。


こんなつらい思いを一生するなら、いっそ消えてなくなった方が楽なのかも…というかなりな精神状態でした。


そんな時にリウマチ感謝さんのブログにたどり着き、「治った人がいるんだ!」と一筋の光が射し、だったら家族のためにも、絶対に私も治ってやる!と決めました。


リウマチ感謝さんの本を取り寄せ、自分ができそうと思うことはいろいろ試し、次の事を実践しました。


・体を温める(ホットパック、重ねばき靴下)

・解毒する(体:漢方薬、サプリメント。心:漢方の薬剤師さんに症状、状態他話を聞いてもらう)

・痛くてもできる範囲で体を動かす (エゴスキューエクササイズ)

・睡眠時間をきちんととる(夜更かししない)

・食べ物に気をつける(牛乳・ヨーグルト・白砂糖を取らない)


中でも私の中で一番大きかったのは、信頼できる薬剤師さんに出会え、いろいろなことを話すうちに、自分がいかに今まで自分に我慢を強いてきたか、無理をさせていたのか、話ながら


(そうか。私はこんなに辛かったんだ。ごめんね、私。私にわからせるために体が反乱を起こしてくれたんだよね。)


と思えるようになりました。カウンセリングを受けた感じで話すたびに心の中に溜まっていた毒が排出される気分でした。


とても穏やかな薬剤師さんで、私の体は毒素を自ら排出できないくらい弱っていることを教えてもらい、都度、適切な薬を処方して頂きました。


こうして心と体の毒を少しずつですが排出していった私は、何度かリウマチ感謝さんのセミナーに参加させて頂き、治る過程のお話が本当に良く理解でき、メンタルがいかに大事かということを身をもって感じました。


セミナーでリウマチ感謝さんに「治るパターンに入っているね♪」と声をかけて頂き、とても嬉しかったです。


最後は治すという意識を手放し、自分が痛みが出ない限りリウマチだという意識さえなくなりました。


現在、遠方にすんでいる母がたまに心配して「リウマチの痛み大丈夫?」と言わない限り、自分がリウマチ患者であったことを忘れるまでになりました。


治る希望を与えて下さったのは間違いなくリウマチ感謝さんのブログです。多くのリウマチの方のために本当に沢山の情報と場所を提供して頂いて、 本当に本当に感謝しています。


セミナーに参加するうちに、リウマチを発症される方は、


・生真面目で人に頼れず、人に気を遣い、自分が我慢して済むならそれでいいと思う方、

・自分で解毒できないくらい心と体に毒(ストレス、辛かった思い等)を抱え込んでいる方、


が多いのではないかと感じました。


皆様の症状が少しでも改善され、リウマチ感謝さんからリウマチ卒業証書を頂けるように心から願っております。


【大阪府 Y.I.さん 2013年11月22日記】