2012年に入ってから、肩、手、膝などの突然の激痛に苦しむようになり、整形外科や女性外来などに駆け込んでいました。
しかし、どこへ行っても原因は不明でした。(リウマチ因子は2560もありましたが、リウマチではないと診断されました。)
2013年1月に手のこわばりが始まり、初めてリウマチ科を訪れるとリウマチとの診断が下り、やっと病名がわかってホッとしました。
医師から言われたのは、信頼関係が大事だから他の意見には耳を貸さないこと、これからずっと薬漬けになること、仕事を持っている人は最初は強い痛み止め→次に前日に座薬→最後には痛みに耐えられずに退職する人が多いこと、9割は悪化する病気であること、聞いているだけで絶望感が襲ってくるような内容でした。
すぐにインターネットでリウマチに関して調べたところ、リウマチ感謝さんや薬を飲まずに治した他の方のプログなどに出会い、希望を持つことができました。
私は病院の先生に、「よくなる1割に入れるように頑張ろう!」って言って欲しかったのだと思います。最初から、悪化したり長期化するのが前提で話を進められて、とても先生を信頼してついていこうとは思えなかったです。
副作用も嫌でしたし、なにより自分の中にある自然治癒力や免疫力を信じて、それが最大限に活躍できる方向に持っていこうと決意しました。
いいと思うものは片っ端から試しました。いい治療法があると聞けば、千葉から関西にも行きました。
最初は泣きながら過ごしていた私でしたが(リウマチの診断がおりると同時に、顎関節の不調で口がほとんど開かなくなり、食べ物は噛めない、歯磨きもろくにできない状況でかなりまいっていました。)、
3週間も過ぎた頃に、気持ちの変化が訪れました。
悲劇のヒロインはやめて、ちゃんと前を向いて治していこう。リウマチ=不幸ではなく、リウマチだって幸せな人はたくさんいる。幸せな私が、より幸せになるために健康を取り戻していけばいいんだって思えるようになりました。
それと同時に、「せっかくだから楽しんで治していこう!」って思いました。
苦くて飲むのがつらかった漢方はやめ、熱くて嫌だったお灸もやめ、先生がいまいち好きになれかった鍼灸もやめ、自分に気持ちのいい治療だけを選んで実践していきました。
それからすぐに、リウマチ感謝さんの春の基礎セミナーがあり、実際にリウマチ感謝さんや治った方とお話させていただき、「私もこの仲間に絶対入ろう!」とモチベーションはどんどん上がっていきました。
続いて夏のセミナーも参加させていただきましたが、この時点では9割は治っていました。
「人は触れるものに似る」、「類は友を呼ぶ」と言いますが、本当にその通りで、何年もリウマチの薬を飲み続けながら暗い顔をして病院に通っている人よりは、実際に治した人や治そうと前向きに頑張っている人たちの輪にいれたことは本当に有難かったです。
あまりにもいろいろと試したので、何が効果があったのかは正直よく分からないのですが、実際にやってみてよかったものを挙げておきます。
・冬のカイロ(手と足に入れて外出しました。)
・冷たいものは極力飲まない(胃腸を冷やさない)
・ひざサポーター
・靴下の重ね履き
・体温をまめに測る(一時期、平熱が36.5→33.9まで下がっていました。)
・パスタは食べない(パスタを食べると手指がすぐに腫れました)
・お風呂は湯船に入る
リウマチという難病になり、大変なことも多かったですが、周りの温かさに触れ、感謝の気持ちを持てる人間になりました。「体の声」も聞けるようになり、健康を一から見直し、自分自身を大切にすることもできるようになりました。
今までいかにストレスを自分に与え、酷使していたのかにも気づきました。リウマチ感謝さんをはじめ、素敵な人たちとの出会いもありました。だから、私はリウマチになってよかったのだと思います。
完治までいろいろとお力を貸していただき、本当にありがとうございました。
【千葉県 M.K.さん 2013年11月18日記】
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