②リウマチになる原因

 リウマチ完治を目指すなら、なぜ自分がリウマチになったのかを理解しておく必要があると思います。なぜ病気になったかがわかれば、治し方もおのずと見えてくるからです。西洋医学では、原因不明といわれているリウマチですが、案外リウマチ患者さん本人にたずねると、なんとなく「あれが原因だったかも」と、自分でわかっていたりもします。


 これまでのカウンセリング経験からいいますと、ほとんどの患者さんに、発病数カ月前~数年の間に大きなストレスがかかる時期があったケースが多く、食生活面では甘い物中毒・辛い物大好き・水をあまり飲まない生活などがあげられますし、生活面では、頑張りすぎ・働きすぎ・睡眠不足など、精神面では自己犠牲的・自己否定感が強い・まじめ・怒りや悲しみなどの感情をため込むクセなどの特徴がみられます。親子関係・嫁姑関係・夫婦関係など、家族関係に問題が見られることも多いように感じます。幼少時のトラウマがおおきく関係して現在の病状に影響を及ぼしているケースもよくみられます。

 これらに共通するのは、身体に負担をかけ、心にも負担をかけ、自分らしくない不自然な生き方をしていた時期が長く続いたという点です。人は自分らしい生き方や自然な生き方ができないと、ストレスを感じて心身に大きなダメージを受ける生き物なのです。具体的にいうと、ストレスに対抗するために交感神経側の免疫反応(本来は外敵をやっつける)ばかりが働くようになり、結果として正常な細胞をどんどん傷つけていきます。その攻撃対象が主に関節に集まると関節炎やリウマチに、胃の粘膜が傷つけば胃潰瘍に、すい臓をやられるとすい炎に、といった具合です。


 この細胞レベルでの緊急事態に対し、身体が行なう素晴らしい対策のひとつが、プロスタグランジンと呼ばれる血流改善ホルモンの分泌です。このホルモンは、血流を促すことでダメージを受けた細胞の修復を助けると同時に、アラームとしての痛みを出します。また、リウマチの方は体内に毒素がたまっている場合が多く、それを押し流すためにもプロスタグランジンは働くので、その時も痛みがでます。これがリウマチの痛みの正体です。痛みがでている時は、細胞の修復をしようとしたり、毒素を流そうとしている時なのです。


※リウマチ発病の詳しいメカニズムと治し方の基本は、こちらのDVDや書籍のほうでで詳しく述べています。


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⇒ リウマチ感謝!カウンセリング編/三恵社

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