発病した頃の様子（４９才）
１０年来の自律神経の失調で寝たり起きたりの生活の中、花粉症の発症➡卵巣嚢腫の摘出手術と徐々に体の状態が悪化して行き、術後１年でリウマチ発症。
リウマチ発症時は、引っ越しして数か月経った頃で、引っ越し直後は、朝、家族が全員仕事に出払った後、段ボールの山を前に、ひとり途方に暮れていた。
また、次男が会社でパワハラを受けていて（本人が移動を申し出るまでの１年間）その心労がハンパなかった。
発病した時の気持ち
時々、手足の甲に腫れと痛みが出るようになり、何なんだろうと思いつつも、当時通っていた鍼の先生から、リウマチではないと思うとの事で、そのまま１年が過ぎる。ある日、坂道を長距離歩いた時、股関節の激痛で一晩中寝られず、近くのペインクリニックを受診。
リウマチと診断される。当時は、リウマチをおばあさんがなる関節痛くらいにしか思ってなく、「なぜ、わたしが？」とあまりピンとこなかった。
飲んでいた薬
慢性化するまでは、ペインクリニックでロキソニンの湿布と胃薬、慢性化してからは、リウマチ科で、ステロイド、ロキソニン、リウマトレックスを処方されていた。ロキソニンが効かなくなった時は、合わせて漢方薬の痛み止めを飲んでいた。
なぜ治そうと思ったか
人生で初めて会ったリウマチの方が治っている方だったせいか、病院では「一生治りません」と言われながらも、自然と治そうと思っていた。
一番大変だった頃の症状
リウマチが慢性化して、休みなく続く痛みが日増しに痛くなり、陣痛級になった頃、夜、１，２時間おきに目が覚めた。
治す為に実践した事
・鍼
・山元式新頭鍼療法
・整体(リウマチ回復ネット)
・気功
・気功の呼吸法
・丹田呼吸
・５分間暗示法
・漢方の入浴剤
・温泉・温熱シート
・カラーセラピー
・ハッカ油
・ひまし油
・ピーナッツオイル
・ありのサプリ
・口呼吸の改善
・ドルフィン診療所の耳の後ろ押し
・日光浴
・大声を出す
・放電
・食事療法
・オルゴンのリラクゼーション
・腸心セラピー
・ラドン温熱ルーム
・カウンセリング
・スペシフィックカイロ
・笑いヨガ
・ホメオパシー
・びわ灸
好転反応
治療院での治療後に痛み、吐き気、トイレが近くなるなど。
食事療法後は、背中のかゆみ、お通じが緑色に。
どの様に減薬したか、または、減薬中のリバウンドについて
ステロイド➡飲み始めて１０日位で、夜中の吐き気で眠れなくなり、怖くなって、２週間に一度、少しずつ、４か月かけてやめた。
リウマトレックス➡１クールの服用で気持ち悪くなり、中止。その後、医師に再び勧められたが、断る。
ロキソニン➡ ステロイド中止後、再び、腫れや痛みが出る様になり、ロキソニンを服用。しかし、ロキソニンではだんだん痛みが抑えられなくなり、合わせて漢方薬を飲む。
３か月飲み続けたところで、医師、薬剤師から、これ以上ロキソニンを飲み続けるのは、きついと言われ、また、薬を飲むと、胃も痛むようにもなっていたので、漢方薬も合わせて中止する。
リバウンドはなし。
どんな風に治っていったのか
私の場合、元々、神経症で、痛みと将来の不安から、呼吸困難と強い不安感が出てしまい、精神薬も飲んでいたので、精神薬の離脱症状から、治って行く過程が全く分からなかった。
ある日、主人から「痛い？」と聞かれ、そう言えば、最近、関節は痛くない、あれ？っという感じだった。血液検査で「この位だったら、普通の人でも出るよ」という位の数値にまで下がっているのを知ったとき、初めて、治っていた事に気付いた。
治った後の気持ち
リウマチは、なるべくしてなったと思った。リウマチについてあまりにも無知だったので、慢性化するまで２年もあったのに、時間を無駄にしてしまった。
当時は薬を使わない治療のクリニックを知らず、病院で薬を強いられたのが辛かった。同じ薬でも、病院によって処方の仕方が違い、１０日間飲んだステロイドをやめる時も、一度にはやめられないとの事で、４か月かけてやめたのに別の病院では、飲み始めてひと月以内なら、すぐやめられると言われた。ロキソニンも一日３回飲んでいたが、別の病院では、わたしの体重では一日３回では多すぎると言われ、余分な薬を多さん飲んでしまい、悔しかった。
ロキソニンが効かなくなった時、漢方薬の痛み止めを併用したが、最初に漢方の痛み止めを試したら良かった。多さんの薬を飲んでいる時、体が怒っている様に感じ、自分の体に申し訳ない事をしてしまったと思った。そして、リウマチは私に足りないものを全部運んできてくれたと思う。
最後に千春さんへ…。
千春さんには、本当に本当にお世話になりました。千春さんのカウンセリングで言われた「治ると思う」のひとことが、どれだけ私の支えになった事か…。その時、頂いた自律訓練のCDも、何回聞いたか分かりません。
・・・体の方も大分楽になったとはいえ、この先、元の体に戻る日が本当にやってくるのか、不安もあります。リウマチの数値が出ていた父親に、痛みが出てきたようで、病院信者の父を、薬から守ってあげられるかどうか、頭も痛いところです。
まだまだ問題は山積みですが、今まで止まっていた時間を取り戻すべく、これからの人生、巻きで行きます。本当に本当に本当に本当にありがとうございました。
今年卒業式を迎えられる他の皆様にも心より、おめでとうを申し上げたい気持ちでいっぱいです。
【静岡県 T・N さん 2016年7月3日記】
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