こんなに良くなって卒業生という立場を迎えるとは夢にも思っていませんでした♪

私の症状は、ちょうど三年前、いきなり首、肩、そして股関節の激痛から始まりました。一般に言われているように指先の痛みからではありませんでした。何件かの医者をまわって、CCP検査の数値からリウマチと診断されました。


当時、胃がんの手術から5年を経過してほっとしていた矢先でしたので、リウマチの治療にステロイド系の痛み止めや免疫力を落としてしまうというリウマトレックスを使用することに心を痛めていました。


幸い、娘たちがいろいろと情報を集めてくれ、早いうちにリウマチ感謝さんのことを知りました。しかし、薬をやめることが不安で、リウマチ感謝さんのセミナーで勉強したことを参考にしつつ、西洋医療にも頼るという二本立てで毎日を送っていました。


本当に薬をやめてみようと思ったのは今年の初めころです。その後の春のセミナーで断薬の自信を持ちました。


そして今、私は長年の趣味であった社交ダンスを再開しています。歩行も困難で、調理器具も重くて持てなかったり、手首が痛くて顔が洗えなかったり、蛇口やドアのノブを回せなかったころを思うと本当に夢のようです。


ここまでの短いような長い道のりを、皆さんの参考にしていただけたらと思いお話してみます。三つのポイントに絞り、自分にとって一番効果的だったと思うことをまとめてみました。


1)痛みを和らげる方法、

2)気持ちを前向きにする方法、

3)薬をやめるためにとった方法 です。


まず痛みを和らげるために―――――


● 温熱療法をしました。これは特殊な機械を使って背骨を温める方法です。体の芯を温めることでだいぶ楽になりました。今でも使っています。

● 入浴を重視しました。塩や重曹、手作りの酵素カスを入れ、私の場合、半身浴では温まらなかったので、肩まで入りました。夜だけでなく朝も入りました。

● 冷やさないことを徹底し、夏でも長袖を着て手袋もしていました。

● 食べ物も痛みに関係があると習ったので、陰と陽の食品を意識しました。 また酵素を取ることが免疫力を高めると聞いたので、春と秋に酵素汁を自分で作って毎日飲んでいます。

● これは少し良くなってからのことですが、ウオーキングをすると体がほぐれて楽になることに気が付いたので、多少の痛みがあるときでも続けるようにしました。

● 何をするにも体の声を聴いて、無理をしない程度に少しずつ負荷をかけていくと可動域が広くなることも分かりました。これはリウマチ感謝さんのセミナーにいらした先生がヒントをくださいました。


次に気持ちを前向きにするためにしたことで効果があったのは―――――


● 痛みがあっても、その痛みが延々と続くわけではなく、時間がたてば必ず和らぐし、逆に、痛くないときに調子に乗りすぎると、次に痛くなったときにかえって落ち込むことも多かったので、リウマチの痛みとはそういうものだと受け入れることにしました。

● 当初は落ち込んで身なりもかまわなかったのですが、あるとき娘に化粧してもらったら気分がよくなったことがありました。それ以来、なるべく着る物や髪かたちに気を配るようにしました。

● 甘いものが大好きだったのですが、砂糖はよくないと教わって控えるように努力しました。 が、時々自分の体に聞き、しっかり食べてしまいました。

● 少し良くなってから、ダンスを始めてみました。はじめは人とぶつかったりすると手首が飛び上るほど痛かったです。ですが楽しくて、踊っている間は痛みを忘れるので、少し続けていきました。好きなことは、少しずつでも始められるといいと思います。

● リウマチ感謝さんのセミナーで教えていただいたイメージトレーニングも大変役立ちました。私は自分が元気なころの笑顔の写真をトイレの壁に貼って、「私が元気になることをみんなが楽しみにしている」とイメージをしてきました。

● みなさんもぜひセミナーには積極的に参加して、これはと思ったもの、自分に合いそうなものを最低二ヶ月は続けていただきたいと思います。



さいごに薬をやめるために私がしたことは―――――


● さいしょにお話ししましたように、薬はなかなかやめられませんでした。薬剤師の知人からは「薬をやめずにほかの方法もためすべきだ」と言われていましたし、テレビでもリウマチの新薬が出たなどと言われ、やめることが不安でした。「リウマチ最前線」という東京の学会に行ったこともあります。

● しかし医者に生物学的製剤を勧められたのをきっかけに、胃がんも経験して体力に自信がない私は、副作用が怖くなり、逆に薬をやめたいという気持ちが強くなりました。

● そこで医者にはその意思を伝えました。幸い私の場合は先方が納得してくれたのでよかったと思います。そうでないケースも多いらしいので、医師を変えるのも一つの方法だと思います

  (ちなみに私は膝の水がひどかったときに医者を変えたら、すぐに改善しました)。

● そして徐々に薬を減らしていきましたが、私の場合はリバウンドがなかったので、今年に入って今年に入って断薬ができるようになりました。


以上が私のリウマチに対する取り組みです。


みなさんも薬を減らしたり、断薬をするときには不安になると思いますが、たとえ飲んでいてもいい日悪い日があるように、必ずいい日があるということを信じてください。


自分には自己回復力があるということを信じてほしいと思います。

リウマチ感謝さんと出会いに感謝します。


本当にありがとうございました。


【群馬県 M.S.さん 2013年11月23日記】

リウマチ感謝!

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