関節リウマチと診断されたのは、今から約4年ほど前の2009年4月ですが、私の場合、思い起こせばその1年半前くらいから、体調の変化が現れはじめていました。
小さいころから健康体で、風邪もほとんどひかない人間だったのに、あるとき、1か月の間に38度以上熱が出る風邪を2回ひき、そのとき中指が腫れたのが最初の異変で、その後、別の指が腫れたり、肘や膝、股関節も痛みだし、指も曲げづらくなっていきました。
最初は、市販の鎮痛剤を飲んでいて、その後数か月間、病院で処方される痛み止めを飲みました。症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に悪化し、指は腫れ&曲がり、手首は痛み、痛みとシビレで目覚める日も出てくるように。(このころ病院で血液検査しましたがリウマチ因子マイナス)
その後、別の病院で漢方を始めました。そこで再度血液検査するも異常なし。痛み止めは、私に効果があるものを見つけるため、ロルカム、ボルタレン、ロキソニン、インフリーSを順番に試していきました。漢方は、粉の物を4か月飲むも効果があまり無い為、煎じるタイプへ変更。
痛みの方は、良い悪いを繰り返し、薬の効果は全く実感出来ない状態。悪い方へのふり幅が大きくなり、肩・手首・指・膝など体のいたる所が痛み、夜眠れない日が続くようになりました。
後半になると痛みはどんどん増していき、こぶしや足裏まで腫れ&痛みが出て、歩くのも辛く、痛みで寝返りも打てず、かなり辛い状況に。手首の痛みから字を書くのも困難に。手首は腫れて熱を持った状態。再度、血液検査+レントゲン検査をするも、異常なし。そのまま痛み止めの服用や湿布を続けていました。
そして・・・
2009.3 左手首が動かなくなり、紹介状を持って近所の大学病院へ(整形外科)そこで、レントゲン→MRI&CT→関節造影検査→血液検査をする。
血液検査でリウマチ因子マイナス、膠原病因子プラスと言われ、専門の科のある病院を紹介される。
2009.4 関節リウマチと診断される(大学病院のリウマチ・膠原病科)
血液検査、尿検査、レントゲン
【抗ガラクトース欠損IgG抗体】18.7(基準0~6)
【抗CCP抗体】78.7(基準~5)←骨変形の数値といわれる
【抗核抗体】80倍
左手首、骨と骨がくっついてきている部分あり
2012.12 関節リウマチ完治!
【発病したころの生活、状態】
・仕事と家事の両立が大変だった。
・何に対しても、手を抜くことが出来ない性格だったので、仕事も家事もがんばり過ぎていた。
・自分に自信が持てず、常に不安を感じていた。自己否定。
・やや睡眠不足。
・知らぬ間に心身共にストレスを抱えていたが、それに向き合おうとせず、やりすごしていた。
・簡単に人に頼る事が出来ず、頑張りすぎてヘトヘトになっても「大丈夫!」と言っていた。自分では本当に大丈夫だと思い込んでいたし、人と比べて「みんなも大変だからしょうがない」と思っていた。
(仕事も家事も)
・からだの冷えを自覚していたものの、ファッション優先で冷えを助長するスタイルをしていた。
・食生活は乱れ気味。肉料理が多く、甘いもの・コーヒーなど、からだの冷える食材を日常的に摂取していた。添加物のことも気にしたことが無かった。
【一番大変だったころの様子】
・眠れない。寝返りが打てない。
・着替えにかなり時間がかかる。(ボタンを留めるのも痛かった)
・字が思うように書けない。
・食器が洗えない。(無理に洗おうとしてコップをいくつも割った)
・洗濯物を干す作業も辛い。(パンパン・バサバサできない、洗濯ばさみも痛い)
・体を洗ったり、髪を洗ったり、拭いたりする作業が思うように出来ない。
・歯磨きやドライヤーが上手く出来ない。(落としてしまう)
・料理が思うように出来ない。(包丁や菜箸を使うのも痛い)
・瓶のフタや袋が開けられない、ジップロックのジッパーの開閉が出来ない。
・鼻をちゃんとかめない。
・ぞうきんが固く絞れない。
・炊きたてのごはんが混ぜられない。
・ブラジャーが着けられない。
・手がつけない。(立ち上がる、起き上がるときなど困る)
・人ごみがとても怖い。(ほんの少し手が当たるだけでも激痛が走るので、恐怖だった)
・お箸がまともに使えない。
・顔がまともに洗えない。(水が手にたまらない)
・手首が曲がらなくて、手からおつりがもらえない。
・膝などの痛みで、正座が出来ない。
・膝や股関節、足裏などの痛みで、ゆっくりしか歩けない。
【前向きになるきっかけ】
リウマチと診断されてすぐ、ものすごく落ち込む気持ちの中、まずは自分の病気を知ろうと思い、リウマチの本を数冊買い、PCでも情報収集する。そこで、リウマチ感謝!さんのブログに出会い、自然療法で治った人がいると知る。
その他は調べれば調べるほど落ち込む情報ばかりだったが、治った人がひとりでもいるなら、私も治るんだ!そう思えた事が、前向きになるきっかけだった。
【具体的に努力したこと】
・半身浴、足湯、岩盤浴、絹の重ね履き靴下、湯たんぽ
・頭寒足熱
・腹八分
・サプリメント
・水を1日1.5~2ℓ飲む
・イメージトレーニング、自己暗示
・丹田式呼吸法
・人参りんごジュース、しょうが紅茶
・鍼灸
・爪もみ(指や手首の痛みが軽くなってから始めた)
・規則正しい生活(睡眠を多くとるよう心掛ける)
・添加物の摂取をなるべく少なくする
・からだの冷える食事をひかえる
・香功(気功の体操みたいなもの)
・散歩(歩けない時は家で片足立ち)
・読書(免疫関係、精神論、思考論、冷えとり、添加物など食に関すること)
・がんばりすぎない(疲れたらちゃんと休む)
・考え方を変える努力
〇出来ないことに目をむけるのではなく、出来ることに目をむける。
〇いま出来ることをコツコツと続ける。
〇やる前からダメだ・出来ないと決めつけない。
〇痛みにとらわれず、好きだと思うこと、幸せだと思うことを積極的に見つけて行動していく。
〇病気だから出来ない、ではなく、病気だから出来ることを見つける。
(なんでも当てはまる、「~だから出来ない」ではなく、「~だから出来る」)
〇他人と比べない、自分のペースでよい。
〇目先のことにとらわれない。
※全部同時にやっていたわけではありません。また、この中には自然にやらなくなっていったものもあります。
【治る過程で起こったこころとからだの変化】
~こころ~
・自分のこころとからだの声に耳を傾けられるようになった。
・ダメな自分、出来ない自分も素直に受け止め、前向きに考えられるようになった。
・落ち込んだ時も、いつまでもくよくよするのではなく、気持ちの切り替えができるようになった。
・人と比べて何かを考えるのではなく、自分はどう思うか、どうしたいかを大事にするようになった。
・出来ないことを悩むのではなく、いま自分に何ができるかを考えるようになった。
・何気ないことにも、幸せだと感じることができるようになった。
・いままで当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃないと気づくことができた。
・情報に左右されること無く、何が自分にとって必要かを考えられるようになった。
・病気になったことで、色々なことに気づく事ができ、病気に感謝できるようになった。
~からだ~
・半身浴のとき、だんだんと短い時間で汗をかき始めるようになった。
・食事に気を付ける生活をしていたら、からだや舌がとても敏感になった。
(いままで美味しいと思って食べていた、添加物たくさんの食べ物や白砂糖たっぷりのお菓子など、美味しくないと感じたり、舌がシビレたりするように。)
・病気になってから出来やすくなっていたアザが、出来にくくなった。
・好転反応…痛みの増加、便の量が増加、ひどい肩こり&倦怠感、我慢できないほどの眠気、頭痛、足スネに発疹、太ももに発疹、顎関節の痛み、手の甲がプクッと腫れる、腰まわりの激しい痒みなど
【病気を振り返って】
・最初の頃は痛みに気持ちが集中し、とにかく痛みを取り除きたいとの思いが先行していました。
だから、いいと思ったことをあれこれ試し、早く効果を出したいと思い焦っていた気がします。
実は最初の頃、イメージトレーニングはあまりやっておらず、そこが一番大切な部分であることに途中で気付いたんです。
その頃は、あれこれ試すだけの金銭的余裕があったこともあり、興味があることはどんどんやりました。多分、お金をかけて何かを買う、試す、聞くなど、目に見えるものの方が「やっている実感」があったのだと思います。
それはそれでもちろん一定の効果はあったのだけど、その先がなかなか行けない。たぶん、意識の部分が完全に変われていなかったからなんだと思います。
いろんな人の体験談を聞くと、やはり治った人は意識の部分を変える努力を必ずしていました。それが自分には足りないのだと気付き、イメトレをやり始めました。すると、行動だけだった時より自分に自信がつき、徐々に不安になりにくい自分になっていきました。
また、途中で家計的に大変になった事が、私の場合はかえって良かったようです。本当にやりたいことは何なのか、本当に自分に必要なものは何なのか、じっくり考えてから買ったり行動したりするきっかけになり、お金をかけないで出来る事の方が、実は大変で、実は重要なんだと思いました。
それは、イメトレ、自己暗示、丹田式呼吸法、散歩、生活習慣の見直しなどなど…どれもやろうと思えばお金をかけずに今すぐできること。それが、意外と地味で、面倒だと思ってしまうような事だったりして。だからついつい後回し。
でも、毎日コツコツ続けることで、ちょっとずつだけど確実に変わると分かりました。こころもからだも。3歩進んで2歩下がる~♪、って感じでホントに少しずつですが、確実に変わっていきました。治っていく時はそんな感じなんですね。
お金をかけることが悪いということではありません。それが出来る環境にあればそれはそれでとても幸せな事ですし、いろいろ試したり行動したりすることは、前向きな行動ですごくいいことだと思います。
実際、私自身もあれこれ試した期間があったからこそ今があるのだと思うし、いろんな気付きもあり、私にとっては必要な過程でした。でも、大切なのは「そこだけ」やるのではないという事。私の場合、早く治したいと焦るあまり、こころの方の働きかけを忘れてしまっていました。
治る過程は人それぞれ。こころとからだの声に耳を傾け、自分に合った方法を自分で見つけていくことで、完治への道が開けていくのだと思います。焦らず、自分を信じて、続けることが大切だと思いました。
前向きになるきっかけを与えてくれた千春さん、不安なとき励ましてくれた友人、心身ともにずっと傍で支えてくれた主人、遠くで見守ってくれた家族・・・みんなに、心からありがとう! そして、たくさんの気づきと素敵な出会いをくれたリウマチに感謝です。
いま、病気を克服した友人と3人で新たな活動を始めました。3人の中には、現在べつの病気を抱え完治に向けがんばっている者もいます。その自分たちの病気体験をもとに、気づいたことや実践したことなどをお話しすることで、少しでも皆さんのお役に立ちたい!みんなで一緒に元気になっていきたい!との思いから、少人数でざっくばらんに何でもお話しできる“お茶会”を始めました。
同じような病気を持つもの同士、不安や悩みをを言い合えたり、治った人の体験談を聞いたりすることで、こころが軽くなったりすると思うんです。まだ始めたばかりですが、みんなが気軽に参加できて、参加した方に元気になってもらえるような、そんな会を目指してがんばっていきたいと思っています。
【東京都 竹尾理恵さん 2013年3月11日記】
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