リウマチックな症状もでることなく気持ちの上でも楽に元気に働いています。

2008年の4月、原因不明の38前後の高熱が一週間ほど続いたのが、私のリウマチの始まりでした。その後しばらくして、右手首に違和感を感じたり、それからしばらくして左手が朝こわばって握れないなど、今までになかった異状な症状に愕いて血液検査をしてもらった結果、リウマチであることが分かりました。


それまでの生活は、パートの仕事を持ち、休みの日には趣味の教室に出かけたり、PTAの仕事や雑務を片付ける、寝る間を惜しんで趣味の課題に取り組むなど、休めない日が続いていました。


もちろん、家事も人に甘えるということもできず、口出しされないようにとやっていました。「私だけ何でこんなに大変なんだろう?なんで誰も助けてくれないんだろう?」当時の私は、そんな気持ちでいっぱいでした。


「早め治療が病状の進行を遅らせることができる」という、病院の説明を受け、投薬治療を始めました。「もしかしたら、痛みがなくなって治ってしまうかも」なんて、甘いことも考えていました。


ところが、なかなか薬は効果が出ず、薬を変えるだけの治療に疑問を感じ始めました。そのうえ頭のどこかで「自分は治る」という思いがあり、治った人はいないかとネットで探すことにしたのです。


そこでリウマチ感謝さんのブログに辿り着きました。治す道が開けた思いで、夢中になってブログを読みました。


8月頃から私もリウマチ完治を目指し、できることは何でもやろうと徐々に自然治療を始めました。水飲み、JWティー、にんじんりんごジュースからやり始め9月には鍼灸治療にも通い始め、ハーブサプリメントによる栄養補強も開始しました。


それでも無理をして仕事を続けていたためかなかなか改善せず10月に入ったくらいから薬の副作用が出て、歩くこともままならないくらい右足だけが腫れとむくみが酷くなりました。

右足の腫れは、はじめリウマチによるものだと思っていたのですが、片足だけ靴も履けないくらいくらい腫れるなんてあるのだろうかと、少し疑問もありました。


そんなときに、中村司先生の治療会に参加できるチャンスにめぐまれ、鍼を打ってもらうときに足を見せたところ、「かなりむくんでるね。」と言われ、「腫れているのではなく、むくみということは薬の副作用に違いない。」と、直感しました。


そこで、アザルフィジンに代えて7月から服用していたやリウマトレックスや痛み止めの薬を一切やめることにしました。このときの検査数値がCRP-6.05、MMP3-243.2で最悪のときです。


起き上がることも立ち上がることも、何かつかまる物を探してはひと苦労。つかまるにも手首が痛くて力が入らず、ひじを突いて何とか立ち上がるというような状態が二ヶ月ほど続きました。


仕事にも行けない状態になり、しばらく休職扱いにしていただいてました。半信半疑でやり始めた自然治療でしたが、年が明けて春が近づく3月くらいになるとぎこちなかった体の動きが少しずつ改善していることが実感できるようになって来ました。気持ちの方は少しづつ確信へと向かっていきました。


4月から運動療法もはじめ、5月にはネットで知り合った人に紹介された漢方を扱う病院へ行ってみることにしたのです。その病院での初診で、「まずは、リウマチになった原因を探ってみよう。」と、先生が言われたとき、私は目からうろこが落ちるような思いでした。


リウマチは原因不明とされていて、今まで何処へ行ってもそのように聞かれることがなかったからです。その先生がおっしゃるにはステロイド系の薬による免疫の抑制、ストレスに対抗するためのホルモン分泌で免疫を抑えたりするなどして、免疫の働きに異常が出たことが原因になるらしいのです。


言われてみると、私がリウマチなった原因のひとつは仕事が大きいのではないかと思いました。そのときの仕事をはじめて半年後には生理が止まるなどの異常があり、リウマチになったのはそれから約半年後です。


せっかく就いた仕事でしたが治療に専念するために辞めようと決心しました。そうしたら、すっと肩の荷が下りて、早く治さなきゃというあせりもなくなり、とても気持ちが楽になりました。


そして、治療そのものを感謝して楽しめるようになって来ました。気がつけば、体の調子も良くなり9月の検査数値はCRP-0.05、MMP3-35.8、RF-37になっていました。


徐々に握力もついて11月、ペットボトルのキャップも開けることができたとき、私のリウマチは治った思いました。


両手首と右足首にはまだ後遺症が残っていますが、普通に生活できることが今はとてもありがたいです。去年の10月からまた以前と同じような職に就いていますが、リウマチックな症状もでることなく気持ちの上でも楽に元気に働いています。


そして、家族の協力には感謝しています。リウマチになる前は自分に対しても人に対しても許容範囲が狭かったのですが、リウマチになって振り返ることができ休むことで心にゆとりを持って、いろんな価値観を理解しようと考えるようになったことは、リウマチが治った以上にありがたいことです。


最後になりましたが、リウマチ感謝さん、治る希望を与えて下さりありがとうございます。


【愛知県 近藤美華さん 2011年10月22日記】

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