＜発病の経緯＞
私が発病したのは2001年です。今思えば、人生の中で最も人間関係に悩んでいた時期でした。加えて、朝方に寝て十分な食事を取らないという生活をしていました。
そんなある日の朝、手の指に違和感があって、すぐに接骨院へ行き（当時の私は「リウマチ」がどんな病気知りませんでした）、そこでリウマチ疑いが出ました。それから、整形外科へ移り西洋医学による治療が始まりました。
＜大変だったころの状態＞
リウマチを発症して3年後が最も症状が辛い時期でした。
・指、手首、足首、肘、肩の関節が腫れと痛みで、曲げられない。
・いつもにも増して疲れやすい
・その他階段の上り下りができない。（特に朝）
・朝起き上がれないので、ベッドから転げ落ちるようにして起きる。
・顎が開かなくなりあくびができない（すっきりできないあくびは辛かったです…）
＜治療に際し行ったこと＞
2001年の発症から、リウマチ感謝さんのカウンセリングを受ける2009年4月まではリウマチ治療は基本的に薬の服用のみでしたが、カウンセリング後は、自然治療法を自分にできる範囲で取り入れました。
①摂取を控えるべき食品はできるだけ取らないようにし、
②シャワーのみだったのをちゃんと湯船につかるようにし、
③奇跡のお茶を飲み、
④体が冷えないように服装や飲み物に気をつけるようにしました。
また、それ以前からやっていたホットヨガもいいと聞き、積極的に行くようにして呼吸も意識するようになりました。
＜どのようにして治ったか＞
「リウマチは治ると信じられたこと」「ゆるゆるな努力」「あせらなかったこと」です。
まず、リウマチ感謝さんのブログを始めてみた時、こんなにも治療に前向きに取り組んでいる人がいると驚きました。そして完治している！ブログを読み始めて、＜最も大変だったころの状態（上記）＞から徐々に改善していきました。
おそらくその時にリウマチは治るという意識が生まれたんだと思います。
次に、ゆるゆるな努力。上記の＜治療に際し行ったこと＞では、実はリウマチ感謝さんがおっしゃってることを自分が続けやすい形に変えました。半身浴は、肩までつかる方がリラックスできて私には合っていたので、そういう形にしました。
甘いものも、数日摂取を控えたら、1日はご褒美として甘いものを食べてもいいことにして取り組んでいました。今も気分良く続けられる範囲で取り組んでいます。ストレスフリーで自然治癒力を高めることが大切だと思います。
最後にあせらなかったこととは、断薬について言えることです。断薬したい気持ちはあったものの、不安な気持ちがあるのも事実でした。そこで、ゆるゆるの自然治療法で検査数値が改善してきた2009年7月に、減薬（リウマトレックス3錠→２錠）。
その後、特にリバウンドもなく過ごしていましたが、2010年1月に家族の看病のため整形外科に通えない日が続きました。つまり、断薬せざるをえない状況に。これがきっかけで、完全断薬！その後の検査でも異常はなくよい状態が続いていました。今では、家族の入院が薬を止めさせてくれたのだと思っています。
断薬後、完治に向けて自然治癒力を高めようと行った鍼灸院にて、血液検査の結果や症状から「完治している」と鍼灸院の先生に言っていただく（驚！）という結果がついてきました。あわてず焦らず、信じてコツコツ努力した結果、見えない力によってしかるべきタイミングで断薬でき、しかるべきタイミングで完治宣言をいただけたのだと思います。
＜気持ちの変化＞
・自分を褒められるようになった。自然治療法をがんばっている自分、体にいいことをしている自分をよく褒めていました。
・体や心の声に耳を傾けられるようになった。疲れたら休む、何事も「自分ができる範囲でやる」ことを心がけることなど。また、本当に必要なことは、自分の意識とは無関係に、気持ちに取り入れられや行動に現れるのだと思いました。
・リウマチは、関節がＳＯＳを出してくれるから心と体の声を聞きやすい体質であるという捉え方ができるようになった。信号が出れば、すぐに休んで心と体のメンテナンスができる、というのはある意味ではラッキーなのかもとも思いました。
最後に、リウマチきっかけで素敵な人たちにたくさん出会えました。人間関係が原因で発症した（と思っている）のですが、優しく温かい出会い方々との出会いがあったことは、リウマチが「いい人もいっぱいいるんだよ」ということも伝えてくれたのかなーとも感じています。出会ってくれた人たちとリウマチに感謝です。
【大阪府 C.M.様 2010年4月13日記】
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